先日読んだ「職場の教養」の本の中から
M氏は、新居を構えたいと考え、一年前から住宅購入の準備を進めてきました。
情報誌などを頼りに、新築建売り住宅を探しましたが、都合の良い物件が
見つかりませんでした。特に、Mさんにとって不都合だったのは、
神棚を祀る場所と仏壇を安置する場所がないことでした。
後日、自由設計の注文住宅を購入することになりました。狭い中にも、
懸案だった神棚と仏壇の定位置も確保することができました。
多忙な日常を送る職場人にとって、心を落ち着かせて「敬虔な気持ち」に
なる時間を持つことは、生きる力を養う良い機会でしょう。
こうした空間や時間を持つことは、ムダであると考える人がいるかもしれません。
しかし、日常社会と少し距離を置きながら自己を見つめることは、
敬虔な気持ちを養うための大切な時間だといえます。
人生の中で何が大切なのか、何をしたいのかと、自分に問いかける
機会を持ち、心を整えてから、仕事や家庭と向き合ってみてはいかがでしょう




