先日読んだ「職場の教養の本」の中から
人間の体は前向きにできています。
顔は、前方からの情報をキャッチし、前に情報を発信しやすいようになっています。
手は、前のものをつかみ、前で作業するのに適しています。
足も、前に進むのに最適です。
一方、思考は容易に後ろを振り返ることができます。過去を反省することができ、
感動もよみがえります。悩みが深くなったり、後悔したりもします。
もしネガティブな思考が強くなった時には、体の特長を活かして、意識して
一歩前に出る工夫をしてはいかがでしょう。
例えば、普段より三十分早く起きてみる、エレベーターを使わず階段を上ってみる、
マンネリになっている通勤・通学の道を変えてみる、
大きな声で挨拶をする、などです。
湯川秀樹氏の「一日生きることは、一歩進むことでありたい」の言葉のように、
等身大の一歩を踏み出す、大いなる実験を試みてはいかがでしょうか




