先日読んだ「職場の教養」の本の中から
私たちの心の中には、あらゆる「気」が存在しているといわれます。
例えば、陽気と陰気、鋭気と鈍気、活気と惰気などです。
こうした「気」には、相反する二つの性質があります。それが日時や場所、
相手や状況によって、様々に変化していくのです。
明朗な人柄に接すれば、周囲の人も明るい気持ちになります。
そうした職場では、活力が漲った仕事環境を形成していくものです。
反対に、何事も暗く受け取り、愚痴ばかりこぼすような人に接すると、
周囲も気が滅入ってしまうでしょう。
そうした職場の雰囲気は暗くなりがちです。
また、人生経験豊かな貫禄のある人と向き合えば、こちらの軽薄な心まで
重厚になったように、どっしり落ち着くようになります。
純粋無垢な赤ちゃんに接すれば、
心が洗われるような清らかな気持ちになるものです。




