人は誰でも、自分の名前を正確に呼ばれることは、非常に嬉[うれ]しいものです。
相手に好かれたいならば、まず自分が相手を好きになることです。
自分の名前を覚えてもらおうと思うならば、まず自分が相手の名前を確実に覚えることです。
相手の名前を正確に覚えるといっても、「すぐには覚えられない」という人も
多いのではないでしょうか。
覚えられないと嘆[なげ]く人に限って、覚えようとする努力をしなかったり、
そもそもその気すらないものなのです。
「商売とは自分を売ることだ」と評[ひょう]されます。お客様に自分を覚えてもらうためには、
まず自分がお客様に関心を持ち、その名前を覚えることが第一です。
お客様も名前で呼ばれると親近感が生まれ、呼んでくれた人間を強く心に留めることでしょう
そこから新たな契約や販売に発展するかもしれないのです。
人間は機械ではありません。
ほんのわずかなコミュニケーションが、両者の良好な関係を築[きず]く元となります
相手に<いい人だな>と思われるのが人間関係の第一です
まずは名前を覚えることから始めましょう。