不動産

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を【幸せのお手伝い】と表現する業者もいますが、

35年もの長期ローンを組ませて買い物をさせる行為は、

【不幸せのお手伝い】になる場合もあります。

金儲けだけでは飽き足らず、儲けさせてくれたお客に対して、

『幸せになる手伝いをしてやった』とまで言うのは・・どうなんですかね。

家を購入した顧客が、幸せそうに見える事がありますが・・

その中の数パーセントは、途中で支払いが困難になり、

売却したり、競売にかかったりする運命です。

ローンが払えなくなったらどうなる?・・って話をキチンと説明すべきと思います。

重要事項説明より重要な事ですよ。支払いの滞納~競売~立ち退き

に至る流れや、

そのような場合は離婚するケースが多い事など、

できるだけ早い段階で伝えるのが良いと思います

私はその事を伝えて商談が壊れた経験はありません。

逆に親切で信用のできる営業マンと評価いただいた事さえあります・・

ローンで借りられるだけ借りさせて、なるべく高い物件を買わせる方針の不動産会社なら、

お客が購入をためらうような話はできないと思います。

その場合、一定の比率でお客の人生を不幸な方向へ導きます。

その事だけは自覚しましょう。

いつの日か、自分が不幸になった時に、因果応報の原因探しがラクになります・・・ご用心・・・