雑感

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「口グセ」には、じつは人の運命を左右する大きな力があります。

普段、何気なく発している「口グセ」は、自分ではなかなか気づかないものです

自分の口グセは肯定的な言葉なのか、それとも否定的な言葉なのかを、

周りの人に確認をしておくことが大切でしょう。

危機を迎えた時、発した第一声が、運命の岐路となった体験を持つ人は、

少なくありません。

「何とかなる」「大丈夫、できる」と発した人は再建し、

「無理だ」「もうできない」と発した人は、衰退[すいたい]の道に追い込まれるといいます。

脳は、否定的な言葉を発すると、「できない理由」を山ほど集めてきて、

「無理」「できない」を確定するといいます。

また逆に、肯定的な言葉に対しては、「やれる理由」「うまくいく方法」を

次々と見つけ出して「これでよかったのだ」との結論に導[みちび]いていくものです。

危機に直面したとき、肯定的な第一声を発するようになるには、

普段から建設的な明るい言葉を「口グセ」になるまで発し続けることが大切でしょう。